脱臭設備 臭いは外に出しません
処理の過程で発生する臭気は全て施設内脱臭設備で脱臭処置を行い、臭いを感じない状態にしてから施設外に放出しています。
し尿や浄化槽汚泥の搬入時に発生する臭気や、汚泥を処理する過程で発生する臭気、これら施設内で臭いがすると思われるものは
全て脱臭設備に送られています。処理棟内は負圧になっており臭いが外へ漏れ出ることはありません。
集められた臭気は、まず初めに硫酸を使用した酸洗浄、次亜塩素酸ソーダ・苛性ソーダを使用したアルカリ洗浄を行って臭いの元となる物質の中和・分解をします。
さらに脱臭用活性炭により吸着処理をされ臭突から外へと排出されます。脱臭用活性炭は炭材を使用しており、定期的な交換をして脱臭効果を維持しています。
臭気のチェック 第三者機関による測定分析をしています
臭気は定期的に ・敷地境界線の臭気 ・臭突(臭いの煙突)出口の臭気 ・放流水中に含まれる悪臭物質 の3種について測定分析を行います。
敷地境界線の臭気は臭気判定士とパネラー6名による測定分析、臭突出口と放流水中の悪臭物質は臭気や放流水中に含まれる悪臭物質
(硫化水素、メチルカプタン、硫化メチル、二硫化メチルの4項目)について測定をします。
臭気の測定分析と放流水の水質測定分析の調査結果をご覧いただけます。
令和5年度放流水、臭気調査結果 PDFファイル